瞑想のあるLifestyle

瞑想のある日常のモノ・コト・オモイについて綴っています。Keywordは『自分のモノサシ』

『365日のシンプルライフ』 その2

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この映画は、

監督兼主人公のドキュメンタリーで、

登場人物は全て実在する人、

セリフも本当の言葉で創られています。

 

その中で、

映画の要となるような事を言うのが、

主人公のおばあちゃん。

 

長く生きてきたからこそ、

短くつぶやくような言葉でも、

英知にあふれています。

 

「結局、モノは全部残していくことになる。」

 

「今で十分であると思うか・・

何が本当に必要かは自分で決めないとね。

節度を身につける方法はそれしかないわ。」

 

「家庭は“モノ”じゃない。

別のものから生まれる。」

 

「モノは、ただの小道具よ。」

 

モノが小道具だとしたら、

主役は自分で、

人生は舞台。

 

だったら、

素晴らしい舞台にするためにも、

小道具は

厳選したお気に入りのものにしたいですね!

 

そして、

私的にお気に入りの言葉はこれ!

 

「ここまで長生きしたから、

あと何十年か生きてもいいわね。」

 

怪我をして入院し、

家も売り払う予定で、

寂しさもあるはずの

老女が呟くセリフには思えないです。

 

そして表情がとてもチャーミング。

 

日本のお年寄りと比べた時、

幸福度の高い

フィンランドというお国柄のせいかな

と思われました。