遠く離れたところにいる娘が帰ってくるときに、
「あの子、晩ご飯いるかしら？」
と思った途端、娘から
「今から帰る。
晩ご飯いる！」
とラインが入った。
またあちらに戻った時に、
「あの子、靴下忘れてる・・」
と思った瞬間、
「今、アパート着いた。
靴下忘れた！」
とラインが入った・・
10年以上も離れて暮らしているのに、
娘は帰ってくると、
私が何かしていても
次私が何をするのか
何が必要なのかわかっていて
サッと必要なものを差し出したり、
言葉にしたりする。
『阿吽の呼吸』
である。
それが最近空間を超えるようになった。
一方、主人は・・
ある日、
昼間に、
コーヒーとチーズとポテチを買った。
夕方、何も知らない仕事帰りの主人が、
メーカーも種類も全く同じの
コーヒーとチーズとポテチを買ってきた。
ウチの定番というわけでもないのに
全く同じ・・
まぁ、腐るわけじゃないけん、
かまんけど・・
どうせなら買い忘れた卵でも
買ってきてほしかった・・
あ～～ （信じれん・・）
う～～ん （まったく・・）
ため息のような
『あうんの呼吸』
である。
