先日のブログ記事
テレビシリーズ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』シーズン1 - chica35のブログ
このドラマの中にいい言葉がいくつかありました。
その中のひとつ
「土が違えばできる器も違う。」
これは、ジャックがトルコで捜査をするとき、
売春や麻薬取引をしている男に協力を依頼するわけですが、
正義感の強いジャックはそういう奴は信用できない!
となるわけです。
その時、この男が言ったセリフ
「俺もアメリカで生まれたら違っただろう。
善人だったかも・・
人間は土地しだい。
土が違えばできる器も違う。」
テロリストの指導者が
なぜテロリストになったのか。
その背景には
子供の頃、空爆により家族を失い
仕事についても人種差別に合い、
能力はあるのにまともな職にも就けず
犯罪に手を染めそうな排他的な弟をかばって刑務所に入り、
そしてテロリストとして開眼していく・・
決してそれらを肯定するわけではないが
その背景を知るにつれ
そうせざるをえない非情な現実があるということ、
その土地に関わる人間の集合意識が
一人一人の個人、意識を創っていく
ということを痛切に感じました。
今の日本はどうなんだろう・・
私的には、国民の意識はかなり低下しているように感じる。